許すまじ天然ねずみがえし

意味もなくフィールドでジャンプすることが、ある。とんだり跳ねたりするのは楽しいので。えぇい！はっ！えぇい！はっ！でも本来ジャンプはちょっと足場が高い所に移動するときに使うはず。

こんなことあります。大抵のゲームでは普通に登れるようになっている。だが、たまに、この足場をご丁寧に見た目通りに作りこんで、さらに壁際慣性に変なクセがはたらく(？)ゲームがある。慣性は、坂道を勢いよく下ってジャンプすると飛距離が伸びるとか、氷で滑ってから飛ぶとめっちゃ飛ぶとか、そういうのは愉快なのだが、この場合はあまり愉快ではない。

つまり、こうなる。壁に沿うようにジャンプの軌道が変わり、進行方向と逆側にはじき出されるように飛ぶ。景気よくフィールドを走って、足場とかにジャンプで飛び乗ろうとしていた時にやられると、興ざめもいいところである。大抵はスティックを傾けっぱなしにしているので、着地するときには一枚目の位置に戻っている。すなわち、一度少しだけ引き返してから飛ぶ必要が出てきて、テンポを阻害するのである。

天然ねずみがえしと呼んでいる。これが現れる度に奇妙な声を上げている。早急にこの世からの根絶を図ってほしい。